注文住宅で家を建てました。こだわってよかったことと、そこまでこだわらなくてもよかったな、と思うことがあります。

こだわってよかったことは壁です。珪藻土で仕上げました。普通のクロスよりも湿度を調節してくれるので梅雨でも快適です。

もうひとつは床です。床は水回り以外はヒノキの単板フローリングにしました。肌触りが違います。傷はどうしてもついてしまいますが、傷は目立ちにくいと思います。

逆にこだわらなくてもよかったことは、柱の材質です。通し柱は杉、土台はベイ松と部材ごとに変えました。そのときは満足でしたが、住みだすと見えないのであまり関係ありません。これなら他のところにお金をかければよかったと思います。

もうひとつは断熱材です。これも当時としては高性能なものを奮発しました。今でも普及品よりは性能は高いと思います。ただ、窓が断熱性能が低いのでせっかくの断熱材が十分に役立ってしません。窓にもお金をかけるべきでした。

何度もない家の建築。どうしても成功と失敗がつきものです。